CLT住宅なら燃え代設計で安らぎの木質空間を提供してくれる

CLT住宅なら燃え代設計で安らぎの木質空間を提供してくれる

CLTは引き板を木材の繊維方向が直交するよう積層接着したパネルで、直交集成板とも呼ばれるものです。
現在欧米を中心にマンションおよび商業施設の壁材や床材などで利用されていて、日本の中でも中高層の建築物の木造化で利用されることも多いですし一戸建て住宅でCLT工法が活用されることも少なくありません。
メリットは色々あるのですが、工場で大きなパネルで製造されて加工も工場内で行うことや壁や面で建物構造を支えることからも施工が容易で頑丈です。
型枠職人さんなどの熟練工への依存が少ないことや工期の削減ができる、建物重量が軽くなることで基礎工事などの簡素化も図れます。
また、安らぎの木質空間などのメリットもあるのですが、これは燃え代設計でCLTを利用できることや木材を感じながら生活を送ることができるなどのメリットに繋がるものです。
ちなみに、燃え代設計は火災時に燃えると考えられる厚みを事前に構造上必要な断面に付加するやり方です。

住宅の安定性向上に貢献する!厚型パネルCLT

ハイグレード住宅での採用が増えている建材CLTをご存知でしょうか。
多孔質な特徴を持つ建材の繊維を直交させるように密着させた集成材であり、一般的なものに比較すると大きな厚みを持ちます。
繊維の流れが異なる方向同士を密着させることで集成材の品質を向上させているため、廃棄されていた小型の木材を有効活用できるようになりました。
またコンクリートよりも軽量でありながら強度において匹敵する他、一般的な集成材よりも安定性に優れています。
厚みによる断熱効果も高いものがあります。
特にグラスウールといった断熱材を使用せずとも高い断熱効果を発揮する厚みをもつため、省エネ住宅の建材として採用されています。
CLTにはこの他にも耐震性と遮音性、耐火性能にも優れており、壁や床、天井に加えて梁や柱にも使用できるため、戸建から商業施設の建材としても利用されるようになりました。
さらに林業の維持発展にも貢献すると考えられており、国土の約75%の山地を持つ日本にとって将来性ある集成材です。

CLTに関する情報サイト
家づくりを始める前に

住宅にはいろいろな形がありますが、例えば最近流行しているものの1つとしてCLTと呼ばれるものが存在しています。この特徴は、合わせた板などを使っておりこれを交互に組み合わせることにより敷き詰める方法です。最初から素材が出来上がっているため完成までにそれほど時間がかからないのが特徴かもしれません。これを用いている会社はまだまだそれほど多くありませんが、これから増えていく可能性があります。興味がある場合には、いちど話を聞いてみると良いかもしれません。

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